第一カッター興業株式会社は、株式会社ユニペックの発行済株式の全株式を取得し、完全子会社化することについて発表した。
第一カッター興業は、「特化した技術と高いサービスを持って社会に貢献し、最良のグループとなることをめざす」を企業理念として、更に「切る」「はつる」「洗う」「剥がす」「削る」という 5 つのキーワードに関する事業を展開。
ユニペックは、1976 年に設立され、ピグ工法・ショットラン工法をメインにプラント内配管・熱交換器・加熱炉ボイラー・反応炉等の内外面洗浄工事を長年に渡り手掛けており、高い技術力と信用を持った老舗企業 。
今回の株式取得により、ユニペックの手掛ける事業領域は、「洗う」「剥がす」「削る」をピグ工法・ショットラン工法にて実現しており、本工法は第一カッター興業では手掛けていない工法となることから、同社にとって5つのキーワードを軸にした事業領域の拡大に繋がるものと見込まれる。また、ユニペックは各種プラントを軸に展開を行っていることから、産業インフラ部門の強化にも繋がるものと期待される。
第一カッター興業<1716>がユニペックの株式取得による完全子会社化をすると発表